05宮城県・志津川で絶叫!
奄美ツアーの翌週に行ってきました宮城県!ものすごい魅力的な海でしたよ~!
仙台から1時間30分。三陸道、国道45号を抜けると志津川へ。
朝、港に集合すると、いきなりの吹雪。
あっという間にリアス式の対岸がホワイトアウト。
北の海で潜る、という雰囲気が大いに盛り上がります。
ボートは漁船。笑顔が絶えない船長さんにこの船は何漁の船ですかと聞いたところ、「何でも獲るよぉ」と。
旬はワカメ、アイナメ、牡蠣、カレイとのこと。
港では、忙しそうにワカメの下茹でと塩蔵処理をしている漁師さんの姿が多く見られます。
志津川は今が水温の下げ止まり。5℃台の海は僕も初めての体験です。
今回の装備は、普段僕が伊豆で潜っているのが基本。
・5ミリラジアルドライスーツ
・ウィンターグローブ(裏リペル)
・ウェブテックス
・フリースのズボン
・フード(裏リペル)
志津川対策でこれにプラスして・・・
足は厚手の綿ソックスの爪先にホカロン貼ってさらにネオプレン製のマリンソックス2枚重ね。
そしてフリースジャケット。
グローブから水が入り込まないようにドライスーツで使う手首シールのリングをグローブの下に。
フードは2枚重ね。
仕上げにホカロンをドライスーツの吸気孔にあたるように胸、さらに腰。
太い大腿動脈を暖める意図で太もも、ついでに背中。
冬の伊豆でもそうですが、グローブを変えると効果は歴然。
手首のシールは本当に効きました。
リアス式の三陸海岸に位置する広大な志津川湾内が埋まるほどの
牡蠣、ワカメ、ホタテの養殖筏と、それについた色とりどりのボンテン。
それをかいくぐるように、目の前の青島(椿島)へ。
本来は椿島というらしいのですが、地元の人は青島と呼び、
その名の通り緑が濃い、雰囲気は伊東の手石島のようなかんじ。
未体験の海へ少し緊張のエントリー。
顔をつけると、三陸の海水がピキッとしみます。期待に気が引き締まります。
透明度はそんなに良くありません。底が見えるくらいの10M前後。
ダイビング始めて随分経ちますが、久しぶりにこんなにワクワクした気がします。
いよいよ潜降し、水深12Mの砂地に着底した瞬間に足元を指差され、みれば・・・・。
ナメフウセンウオとダンゴウオが。いきなり登場!
これで一同一気にヒートアップ。レギュ加えたまま「すげぇ!すげぇ!」連発。
目に映るもの全てが初めての光景。
伊豆で言うイソギンチャクやソフトコーラルの代わりにマボヤがボコンボコンと岩についています。
海のパイナップルと言われるそのユニークな形態。ものすごく外国に来た気分です。
今回できることならぜひ見たかったのが、フサギンポ。
写真ではわかりにくいですが、頭の大きさ15センチくらいありましたよ。
伊豆でよく見るコケギンポとかイソギンポの仲間(頭の大きさ小指の先より小さい)に慣れている僕の脳みそはパニック!
「でけ~~~!(笑)」見た途端に笑いが止まりませんでした。
エキジットしても「すげぇ!この海すげぇ!」しか言えず。
ボキャブラリーが小学生以下レベルに(恥)
正直水中で叫びすぎて、エアなくなるの早かったです(恥)。
3月のこの時期は、志津川のベストシーズンだそうで、10Mほどでも透明度が一年のうちで一番高いとのこと。
カジカの仲間の抱卵、うまくいけばハッチアウトが見ることが出来、なるほど、中には目が見えてる卵もありました。
実際、様々な種類のカジカの仲間を見せてもらったんですが、
初めて見る姿、初めて聞く和名ばかりで、種類の見分けがまったくつけられませんでした(泣)。
・コオリカジカ
・セトカジカ
・マツカジカ
・フタイロカジカ
そしてなんと言ってもクチバシカジカというサカナ。
三陸で見つかった当時は、「日本にいちゃいけないサカナ」として
関係各位に大衝撃が走ったと言うとても貴重な存在。
(「じゃ、なんで和名がついてるんだ!」なんてツッコミは禁止です^^)
ツノのようなもの。
スケルトンの胸鰭。
エメラルドグリーンの瞳。
「サカナに見えない変なデザインのサカナ」が大好物の僕としては、鼻血大流血級のうまれて初めて見るサカナ。
卵を守るために、怖いのをガマンして、ギリギリまでダイバーを寄らせてくれるんです。
こういうシーズンものに遭遇できるのは、本当に幸せです。
クチバシカジカのようにレアな存在ならなおさらです。
「目がきれい!」とか、「ヒレが美しい!」とか、うっとりするばかり←重症。
観察している間は、冗談抜きで寒さを感じませんでした。
いつも思うことなんですが、潜り続けていると、必ず「見たことのない」生き物に出会えます。
それは自分の身長より大きな生き物だったり、指の爪ほどの小さなものだったり、
サイズ、色、形、デザイン、本当に様々ですが、どれだけ潜っても、「見尽くした」とか「遊び尽くした」と思えない、
そんな海という環境には、本当にびっくりです。
見るもの見るもの、この調子で笑いと驚愕の叫びで、今回のダイビングは全般的にエアの減りが早かったなぁ・・・。そうだ、さすが三陸!ごはんも感動でした!