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イルカ・クジラ・小笠原! アーカイブ

2006年05月21日

クジラ&イルカのW攻撃・小笠原!

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4月29日から5月7日まで行ってきました!
小笠原!「思ってたよりも近かった~」とみんなが言うほどけっこう遊べた小笠原丸から降りれば、
そこは亜熱帯の東京都!


丸一日を船上で過ごした者だけが浴するすることのできる快楽の始まりです。
今回の参加者は一番少ない人でも150ダイブ以上というツワモノばかり。ガンガン攻めました!


【ドプンと潜れば独特のボニンブルー!】
あのシックなデザインの固有種・「ユウゼン」は至るところに。
「一匹見たら100匹いると思え!」くらいにいっぱいいる幸せ。
婚期を逃してしまったザトウクジラのオスの求愛のメロディを聞きながら潜る幸せ。


【イルカクジラ狙いで、船に乗り込んだ日は、大当たり!】
10頭ほどのミナミハンドウイルカ&ハシナガイルカの群れに突入!
あの優しい目がこっちに向かって突っ込んできます!
そうこうするうちに親子クジラ出現!
それから2分で子供が白いお腹を見せてブリーチ!畳み掛けられます。すげーぜ、小笠原!


【海だけじゃなくって今回の陸部門はなかなかエキサイティングでした!】
厳しく環境保護のルールが定められている「南島」に上陸。
島では歩けるルートが決まっていて、登りきった展望ポイントからは、
南島瀬戸を挟んで父島の名所ハートロックがドデーンと。
空高くカツオドリが大きく羽を広げて飛んでいます。
扇池の浜には、古代に絶滅したカタツムリの半化石が膨大な量転がっています。
そこだけ時間が止まっていました。

山遊びの日は、前線通過で雨が降ってしまいました。
甘露を浴した島中の樹木たち、小笠原固有種のシダ・マルハチ、タコノキなどが
生い茂る雨のジャングルをカッパを着てトレッキングをしてきました。
ガイドさんが10歩進むごとに「この木は・・・・」と固有種の紹介。
予想以上に固有種が多いのは、そのままこの島の価値を表しているに他なりません。
そして固有種と同じくらい多いのが、外来種。

野生化したヤギ、トカゲ、プラナリア、カタツムリなど外来動物達や
竹、松、モクマオウ、アカギなどの外来植物も明確な目的のために持ち込まれ、
はたまた材木に紛れて、積荷に混入するなど様々な形で島に入り込み、
生存競争の少ない楽園で暮らしてた固有種をカンタンに駆逐し自然に溶け込んでいます。

靴底についた外来種の卵を洗い流すというような細かく厳しい自主ルールを定めた
この島の自然の行く末は、いったいどうなっていくのでしょうか。

島の独特の食べ物もナイス!カメ刺し、カメ煮、島寿司(サワラのヅケのニギリ)など、
沖縄と違って、小笠原は魚を生で食べてもうまかったです。


【さて、海の中をもう少し話しましょう。】
ケーブ(洞窟)ポイントが多く、その中には大きいイセエビがごろごろしています。
弟島付近ではカメが多くでました。1ダイブで4匹!
釣り人が見たら喜ぶんだろうなぁっていうデカいサイズのヒレナガカンパチが2機、ずっとついてきます。「小笠原のサカナ、なんでも大きいね」エグジット後、口々に皆さんそう言います。

南島「閂(かんぬき)ロック」では、いきなりマンタ!さらにマダラトビエイ!
そして大巨人が使うフライパンのような節操ない大きさののマダラエイが何枚もドデーンと寝ています。ピカピカというよりギラギラしたメタリックなイソマグロ大群が、突如出現!
くひー、でかい!太い!光る!

浮力のついているはずの排気泡がカレントに翻弄されて横滑りしています。
小潮周りでこの流れ。大潮だったらドンだけブン流れるんでしょうか。
そしてどれだけ大物にブチあたるんでしょうか。
想像しただけで、ごはんおかわり!
小笠原、オソロタノシイです。畳み掛けるような大物波状攻撃にみんな興奮しっぱなし!


【しかし、神様、これで終わりにしてくれないのでした・・・。】
そう、なんと、 ミナミハンドウイルカにスクーバで遭遇ッス!!!!!!
総勢10頭ほどが右から左へ進んでいるところに見事にビンゴしたのでした。
スノーケリングでドルフィンスイムはできるし、
島2日目でトライもしたけど、まさかスクーバであたるとは、
ラッキーでは片付けられないほどラッキーです。

ひさしぶりに、一瞬目の前でなにが起こっているのかわからない状況に陥りました。
HAさん曰く「驚きを通り越して唖然!」の通り、信じられないスペシャルマター。
しばし呆然のあと、脳みそは沸点に達するほどの興奮と発狂へ。

辺りに響くイルカの歌声。みんなガッツポーズで即写!
3分弱も併泳してくれて遊んでくれました。
ボートの上では「目の前を通っていったよ~」とか 「最後の一頭がずっと一緒にいてくれた~」とか、
「抱きしめたかった!」とか。
イルカとの距離に差はあれど、潜った全員が至福の時間を過ごせたのは、
僕としても嬉しいことでした。興奮冷めやらぬまま移動。


【今回参加の女性陣が気がついたこと。】
それはお肌がツルツルになってるということ。
海水でのタラソテラピー効果なのか。はたまた、自然に囲まれた生活のためなのか。
原因は不明ながらも、体は環境に正直。うれしいことには変わりありません。


【父島の見送りは感動的です。】
すでに多くの人がごった返していて、腰ミノ姿の人達が踊ってたり、
太鼓がドンドコ打ち鳴らされたり島挙げての完全お見送り体勢が整っています。
汽笛を鳴らしてゆっくり離岸する小笠原丸。船が岸から離れるのに呼応して、
島にいる人と船にいる人両方の声がだんだんと大きくなっていきます。
そのあとを、島のダイビングクルーザーなど10隻あまりが追いかけます。

烏帽子岩を右に曲がり二見湾を出て、父島、兄島、西島と北上していきます。
いい天気です。向こうに陸も海も大興奮した南島も見えます。
俯瞰で見ると人工的な建造物が全く目立たない、
自然が多く残されたというよりは、人の暮らしが自然に飲み込まれている、そんな印象です。
雲ひとつない青空。パノラマで広がる島々の緑。そしてボニンの海のブルー。
クルーザーの航跡がその藍を白く切り裂きます。

甲板は大盛況。思い思いに手をめいっぱい振り、口々にこぼれるのはポジティヴワーズ。
まるで映画のようです。 見送りのシメにクルーザーからドポンドポンと人が飛び込み、
そのたびにおが丸から歓声があがります。

東京から南へ1000キロ。 25時間以上も船に乗らないとこの島では楽しめません。
「船に揺れるから」「25時間も無理だから」みんな、そう思いながらも、
乗ってしまえばそれは杞憂でした。 25時間のご褒美は、かならずありました。


9日間の思い出をかみ締めながら、後ろ髪を引かれながら、おが丸は東京へ。
あっという間に東京へ。
参加してくださったみなさん、最長9日間のトリップお疲れ様でした。
本当にありがとうございました。また行きましょう!

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