台風が過ぎ去った夜にしんみり想ってみた

これ書いてるのが23時ころ。台風が去り、さっき外に出たら星も出ていました。ちょっと疲れましたが、なんとか無事に週末を終えることができました。主体的に海を楽しめるお客様と潜るのはとにかく楽しいです。

(今回の画像は、前回の台風時のものです)

海は、遊園地のように期待してたものを必ず味わえる保証もない。「いいもん見せて頂戴」という受け身な姿勢で良いわけでもない。あるがままの自然を楽しもうとする心構え、主体的な姿勢がダイビングをもっと楽しめる鍵だと僕は思っています。

字にするとなんだかめんどくさそうに響くなぁ。ちょっといい表現が今思い浮かばないのでおいおい考えます。

(水神様の前でブッダホバーという神仏混淆。この方のブッダホバーは本当にきれい。)

海況や生物に振り回されて右往左往、七転八倒する贅沢な時間

ダイビングは得点とかスピードを競う要素がまったくないから、大自然と対峙した時の自分の心との対話が、アクティビティの根幹にあると僕は思っています。「ドッカンバリバリの波に勝つ」とか「潮ブンブンの中、アゲンストで漕ぎ勝つ」とか、「小指の爪の先しかない小さな生き物を引っ込ませないで撮りきる」とか。

(瓶の中にミジンベニハゼ)

(瓶の中にタコ)

(なかなか見つけられなかったベニカエルアンコウ)

人類にとっては不自然な環境な大自然。それが海です。
海に翻弄されている自分そのものを面白がれるかどうかが、このスポーツにフィットできるかどうかだなんだろうなと。

「こんなに自分ってビビリだったんだ」とか
「生き物一匹にこんなに苦労しちゃって」とか
「いつも飲むビールより超うめぇ」とか。

受け身じゃ味わえない自分の面白さ。
受け身じゃすぐ飽きますよ。なんでもそうだけど。
こんな面白いのに、もったいない。

みんな、徹底的に遊びましょう。

(同じところにまさかの2匹目。聞いてなかったので驚き2倍、喜びも2倍。2匹✕2倍✕2倍で満足度3,500,000,000,000,000倍じゃー!嬉しくて計算できない!)

静かな夜でちょっと眠くなりました。
明日は海は大掃除からスタートです。庭の森の葉があんまり落ちてないといいんですが。

皆さんのところの被害が少ないものでありますように。

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