昨日、赤信号で止まってたら
ツバメが低く通り過ぎて行きました。

「あぁ、雨降るんだなぁ」なんて
その時は軽く考えてたんですが、
考えてみたらツバメは夏の渡鳥。

七十二候だとドンズバで
「玄鳥至(つばめきたる)」

今より自然の中で
季節の移り変わりと
濃密に関わっていた
古の人たちの観察眼には舌を巻きます。

沖縄修行時代、
おっきな亀甲墓の前で島人たちが
昼から酒盛りしてました。

お墓の前に路駐してるから大渋滞でね。

「何あれ?」
「あれはシーミーだよ」

なんて分かったような
分からないような分かり方して。

内地に戻ってきて
歳を重ねるうちに旧暦に興味が出てきて

あの「シーミー」が
二十四節気の「清明」だったって
ことに気がついて。

それもちょうど今くらい。

だから何?
って話なんですけど。

(イロカエルアンコウ 伊豆海洋公園 −16m)

そして人気者、カエルアンコウ。
名前が変わってもう15年くらい経ってるはずなのに、
まだイザリウオと言ってしまう時がある。

「いざる」という動詞が
差別用語だとかでね。
そんな日本語、初めて聞いた、なんて。

ヒレの一部が変化した疑似餌(エスカ)で
小魚を誘き寄せて釣る習性から
「イサリウオ(漁り魚)」なんて案も出たらしいです。

英語だとfrog fishなんで
カエルアンコウ、に。

改名当時は「なげーよ」なんて
文句言ってた覚えがあります。

(ベニカエルアンコウ 伊豆海洋公園 −23M)

イロ、オオモン、クマドリなど
の南方系がほんと多くなって。
越冬までしちゃって。

その代わり、伊豆のド定番の
ベニがめっきり少なくなって。

最近じゃベニの方が会えると嬉しいもんな。

こういうズレも、
移り変わりなんですかね。
この先10年20年30年
この海、どうなっていくんだろうな。

昔の人が作った暦も
そのうち合わなくなるんかな。

だから何?
って話なんですけど。

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