「今年は雨全然降らないですね」と天気が良いのを喜びつつ総勢14名で富戸へ。 

ラフィンではアドバンスコースに進む前に、1日2本のオープンウォーターのおさらいダイビングを行っています。
「練習もっとやりたい!」というOさんを筆頭に4人チームでご案内しました。
オープンウォータースキルの復習を行って苦手なスキルがあれば繰り返し練習をしたり、水面で上げたサーフェスマーカーブイを今度は水深5メートルから打ち上げてみたり。基礎を固めながらもスキルを発展させていきます。
水深10メートルまで移動の練習をすると「どうやって、皆さんあんなにすぐ中性浮力取ってるんですか?」
「すぐ移動すると浮いちゃうんです。」
「難しいけど、やっと中性浮力がどの状態かわかってきたかも。今度はどうしたらいいですか?」
とデブリーフィングの時に沢山質問をしてくださいました。
皆さんだいぶ水中に慣れてきてますが、キックで呼吸が荒れてしまっていて中性浮力を取ったはずなのに浮いてしまっていたり、荒れていて中性浮力みたいになっていて落ち着いたら沈んでしまったり…。その時の状態を思い出して頂きながら、明日の課題を一緒に考えていきました。
一方、中性浮力超練習チーム&ガイド練習チームはアオリイカの産卵床を目指して進みます。
中性浮力チームの皆様には『ガイドと同じ水深に留まる』事を課題にして、水深と目線をまずは意識して頂きました。
ビーチダイビングに慣れていると、どうしても"海底からこのくらい"と中性浮力を取ってしまうのですがTさんとNさんが今年の9月に行くモルディブは、ブルーウォーターと言われる360°青い海の中を潜ったりする為、ガイドを目印にして中性浮力をとります。
ガイドを目印にして中性浮力が取れると、岩やロープがないドリフトやボートのポイント、ブルーウォーターにドロップオフなんて言われるダイナミックな地形を楽しめます。
視線を意識して頂くと水平姿勢をキープし易くなります。
水平姿勢と中性浮力がキープ出来てきたら、今度はフィンワークにも意識を持っていきました。
1本目で撮影した皆様を見て頂きながら、目線と姿勢の確認をしたらフィンキックへ。
「あー確かに…。」
「ゆっくり進むと、振り抜いてないかも」
「上だけで蹴ってますね」
客観的に考えて頂いて2本目へ。
水中でもっと振り抜ける場合は、足を広げて頂いたり、ローリングして居る場合はアップキックをして頂いたりと水中でも細かくお伝えしました。

Aさんが「結構足が疲れました」というとTさんも大きく頷いていました。
フィンで水を捉えるには足首を伸ばして下まで大きく振り抜く必要がありますが、1キックが凄く重くなります。
しかし、1キックで進む距離が伸びるので少ないキックで進めるようになります。
ドリフトダイビングや神子元島でハンマーを狙ったりする時に、このパワーのあるキックがかなり武器になってきますので、これからもこのキックを意識してトレーニングを続けていきましょう!
皆様、お疲れ様でした!!
明日も宜しくお願い致します!!