ラフィンダイビングスクールの安全に関するポリシー

海の楽しさは安全から。安全はトレーニングから

海上保安庁発表の統計を見ると、ダイビング事故の主原因は、ヒューマンエラートレーニング不足です。ラフィンは「安全をしっかりお伝えできるのは最前線にいるインストラクターである」と考え、事故予防のための正しいダイビング習慣を、日々のダイビング講習を通じてお伝え致します。ブランクのある方、初心者の方、ご年配の方や、体力や健康に不安のある方はお気軽にご相談下さい

『私のCカードとログブックが私のダイビング経験と責任の範囲を示します』

Cカード協議会(レジャーダイビング認定カード普及協議会:日本国内の主要なCカード発行組織10社によって構成されている団体)が採択している最低指導基準は、実質的な世界標準となっているアメリカの「RSTC」=「Recreational Scuba Training Council」基準に基づいて作成されたものであり、当協議会加盟社において指導基準を採択して発行されるCカードは、世界各地域で広く認知されています。Cカード協議会が定めた、お客様一人一人が安全に、ご不安なくダイビングを楽しんでいただくために必要なチェックポイントをこちらに記載致します。

ガイド付きダイビングに参加するダイバーの皆様へ

「水中ガイドの役割」は、水中ガイド付きダイビングにご参加希望のダイバーの 皆様が、基本的な知識とスキルを身に付けていることを前提にしています。 以下の設問をご覧いただき、ガイド付きダイビングにご参加いただく前に、ご自身の準備ができているかどうかご確認ください。

設問項目の解答がわからない、あるいは説明ができない、または解答したが不安がある等の場合には リフレッシュコース、あるいは追加講習を受講することをお願い致します。

水中ガイドの役割

1水中ガイドとは、特定のダイビングポイントに関する楽しみ、危険性をダイバーの皆様にお知らせし、そのダイビングポイントの水中をご案内する業務をいいます。私たち水中ガイドは、水中ツアーにご参加いただく皆様が、ダイバーとしての知識とスキルを修得し維持できていることを前提にしていますので、皆様の知識、スキルなどを補うことをその役割とはしておりません。

2ドリフト、ナイト、ディープ等の別に設定された知識、スキルが必要となるダイビングにおいては、皆様の安全を確保するために、そうした分野の知識とスキルを修得されたダイバーの方のみを、水中ガイドいたします。ご希望される場合は、コース等で事前に必要となる知識とスキルを修得されたうえで、ご参加いただきますようお願いたします。具体的な役割には、以下の内容が含まれています。

(1) 一般的なコンディションとダイビング実施日のコンディションをご説明します。
『コンディションの例』
● 水底の構成物(砂・岩盤・珊瑚他)や形状
● 深度の幅
● 水温
● 透明度
● 潮流の有無・向き・速さ
● 避けるべき水域とその理由

(2) ポイント特有の危険性と、ダイビング実施日の特別な危険性を紹介し、その回避方法をご説明します。
『危険性の例』
● 天候や海況の変化予測
● 危険な生物
● 潮流の強さと変化
● 危険な構成物(吸・排水口他)
● 水面の危険性(船舶の往来他)

(3) ガイドするダイビングポイントのコンディションに適したテクニックをアドバイスいたします。
『テクニックの例』
● エントリーとエキジットの方法
● 水中移動の方法
● 浮上の手順
● 特有の意思疎通テクニック
● 緊急時の対応テクニック

(4) 当日のダイビングに必要となる器材がある場合は、その器材をご紹介します。
『特別な器材の例』
● シリンダーのサイズ 空気 ミックスガスの選別
● フィンのブレードの強度
● 保温・保護スーツ及びフード・グローブ・ブーツ
● バックアップ空気源
● シグナルフロート
● マーカーブイ
● 水中ライト
● 他

  • コース受講時に経験した海況より良好な海況でダイビングします。
  • コース受講時に経験した最大深度の範囲でダイビングします。
  • 可能な限り-5メートルで3分間以上の安全停止を行います。
  • 水中での連絡方法や万一離れ離れになったときに再集合するための方法、緊急手順などを含めた潜水計画を立てます。
  • エントリーからエキジットまでバディシステムを守ります。
  • 初めて使う器材は必ず指導を受けてから使います。
  • ダイビングに必要な健康状態を維持し、体調管理は自己の責任で行います。
  • 6ヶ月以上ブランクがあいてしまった場合、自信を持ってダイビングが出来ない場合は知識とスキルをリフレッシュしてからダイビングに参加します。
  • 夜間のダイビング、洞窟ダイビング、ドリフトダイビングなど、コース受講時に経験した海況よりハードな環境のダイビングは、新たなトレーニングを受けます。
  • アルコール類や危険性のある薬物を服用してダイビングをしません。
  • 減圧症防止のため全てのダイビングを無減圧限界内で行い、必ずダイブコンピュータを使います。
  • 1分間に9メートルより遅い速度で浮上します。
  • ウエイトはいつでもすぐに外せるように装着し、水面でトラブルが起こった場合は、まずプラス浮力を確保します。
  • ダイビング中は正しい呼吸を維持し、絶対に息ごらえやスキップ呼吸(途切れ途切れの呼吸)をしません。
  • 疲れてしまわないように、自分の能力の限界内でダイビングします(バディと経験に違いがある場合には、経験の浅い方に合わせる)。
  • 他人に依存するダイビングは危険です。知識豊かな現地インストラクターなどから正式なオリエンテーションを受けましょう。

DAN JAPANに入会しましょう

DAN(Divers Alert Network)とは、アメリカ ノースカロライナ州にあるデューク大学病院を国際的な拠点とし、1980年スクーバダイビングの安全啓蒙のために誕生した、国際的な会員制非営利組織です。アメリカ、ヨーロッパ、南アフリカ、アジア・パシフィック、そして日本の5つをキーステーションに、インターナショナルDAN(I-DAN)を組織し、相互に協力しています。

日本では1992年に財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会のレジャースキューバダイビング事故者に対する応急医療援助事業として設立されました(DAN JAPAN)。DANは現在では15万人を超える個人会員と数百社のスポンサー会員により支えられています。Cカード所有者であれば誰でも DAN JAPAN会員になることが出来、海外でダイビング事故に遭ったとしても、スムーズに救助、搬送、治療を受けることができ、保険も適用されます。

ご入会希望の方はこちら

他のお客様のご迷惑となる恐れがある場合、ラフィンダイビングスクールからのお願いに対しご協力いただけなかった場合は、ご利用をお断りすることがございます。

お問合わせはLINEからでもお受けしています。ご登録は下記からどうぞ。

友だち追加