総勢9名で北海道行ってきましたー!

こんにちは、イケダです。
文字通り疾風怒涛の10月が終わります。
皆様の地域はいかがだったでしょうか。

今月は本当にバタバタしてしまい、更新をサボりまくっておりましたが、今頃9月下旬に行った、北海道の話を。

個人的には年間に潜る回数が沖縄より多くなった北海道。

ひとたび向こうの魅力を味わったお客様が「すごかった!」と心から叫び、更にリピートし、それを聞いた他のお客様同士で「なんだか面白いらしいぞ」と噂が広がり、「連れて行って」と連鎖が繋がる。

それだけ素敵なところなんだと言うことが、ラフィンのお客様の中でも浸透してきたようで、オープンウォーター取り立ての方が「北の海も味わってみたい」と言い出すまでに盛り上がっております。

一生分のホタテをみた!

女満別空港から知床峠を越えて羅臼に入ります。
初日はまずは浜から潜ります。

そして我々はものすごい物を見ました。
それがこれ。

海底にある石だとおもってるヤツ、ぜーーーーんぶ天然ホタテ貝です。
証拠動画をどうぞ。

これでも漁師さんが4日間採りまくったあとなんだそうです。
もうね、どう撮って良いのかわからない。圧巻の光景でした。

アヤボラ産卵も素晴らしい。
産卵行動は、どの種のものであっても、心臓をグッと掴まれるような感慨を覚えます。

そしてオオカミウオ。
会えるとテンション上がる北の魚の代表みたいな存在です。

みんなが何を見ているかと言うと・・・

オキカズナギ。

ギスカジカ。

美しい羅臼昆布の裏面をよく探しますれば・・

エゾクサウオがぺたりと。

ぺたりと。

アキギンポ

羅臼では普通種でも、僕らからしたら、全てが激レア種。
夢中になってしまいます。
なんか変な動きをしてるエゾメバルがいる!と思ったら、ヤドカリがクリーニングしてるところでした。

ヤドカリってクリーニングするんだ?!と思って、一人興奮していたシーンです。エゾメバルも気持ち良さげ。

フサギンポ

ミズダコに近づきすぎて、ワイコン掴まれた。吸盤フェチ(なる人がいるとして)には、たまらんのでしょうな。

「サケの定置網」の中に潜らせてもらいました!

今回実はちゃんとトリップの告知していないんです。

というのも、サケの定置網に潜らせてもらえるかも知れなかったから。一応オーバーヘッド環境なんでダイブマスター以上の方だけにお声掛けしていました。

・表層:サンマ群れ
・中層:マンボウ
・底 :アンコウ

と聞いておりましたが、前週に潜ったエントリーのヒロシさんから「水温18度。超高い。」の報が。

「網の中、シイラだらけ!」

え?シイラって伊豆でも夏の魚なのに、北海道まであがるの?!
と半信半疑で網の中へ。

すると・・・・。

鮭の定置網どころか、シイラの定置網だ!

こんなに大量のシイラ群れは、伊豆でも見たことがありません笑

やはり水温が高いのと渇水で、今年の9月下旬は鮭がぜんぜん上っていませんでした。シロザケちゃんもちょっと戸惑い気味か。

こんなに近くシイラ寄れるのは嬉しい。さすが網の中。

網目にサケがぶっ刺さっておりました。網の底で−30Mくらい。

その底には、アンコウいました!こいつ目が白く濁ってたから死んでるかと思ったら、超元気でした。

30cmくらいの小アンコウ。ただただかわいい。

今回の旅で一番嬉しかったのは、このメガネカスベですね。
初めて見ました。かっちょいいいいいいいいいいい!

シイラを漁師さんに戴いて、それを知床ダイビング企画の新スタッフ・ニイクラさんに捌いて頂く。
北海道のシイラは、僕の知ってるシイラとは別種かと思うほどの脂の乗りでした。んまい。

相変わらず、飯が殺人的な美味さ(と量)

最終日は知床五湖を周りました。
生憎の天気でしたが、素晴らしいパノラマビュー。
もっと早く来ればよかった。

ゆーきちゃんが仕掛けた罠にかかった、はるなベア。

女満別帰りの時の定番、「天に続く道」。
どんどん整備されて観光地化されています。

今回も知床ダイビング企画の関さん、関さんの奥さん、青柳さん、そしてニイクラさんにお世話になりました。潜れば潜るほど「もっと潜りたい」と思える海、羅臼。自分の海以外でそう思えるのは、皆さんが毎回全く違う羅臼の素晴らしさを見せてくれるからです。ありがとうございます。

そしてご参加の皆様。
毎回僕の口車に乗ってくれてありがとうございます。
「上手くなろう!」と言うだけ言って、それを発揮するところを提供しなきゃ嘘だよなという思いから、羅臼を企画しはじめました。

毎ダイブ、エキジットした直後の皆さんの笑顔が素晴らしくて、「最近の伊豆じゃこの笑顔は見せてくれてないな・・・」と内心危惧しております。ありがとうございます、また行きましょう!