イケダです。
6月は前半が西表島、後半が知床でした。
伊豆と違うところに潜ると、
その地域の素晴らしさに心奪われますし、
一方で伊豆の海の凄さにも気付かされます。

現地の達人たちの視点を探り
または盗み聴いて
頭の中でプランを立てます。

「おじゃまします」
とレギュを咥え唱え
顔をつけると羅臼昆布。

伊豆とは違う
水温に包まれます。
この冷たさが、いい。

排気の柱を頭上に作りながら
マスク越しに広がる宇宙に
ゆっくり溶けていきつつ

冷静になれと
頭の左半分が教師のように
たしなめているんですが

初めて雪を見た犬のように
その逆半分が小躍りして
ハシャいで止まりません

陽光を受けて輝く海藻
様々な縮尺で営む生命

そしてそして

念願のクマガイウオ。
このサイズの動画はまだきちんとないんだそうです。

しかも成魚まで会えた。
指をくわえて図鑑を見てたアマチュア時代のオレよ。
どうだ、これがクマガイだぞ。

マニアックですが面白いなと思ったのがこちら。
コヒトデ、というヒトデ。
コヒトデが守ってるのが、コヒトデの子

放精放卵ではなく、抱卵する珍しい習性。
卵も円形からヒトデの形に。

伊豆では「季節ごとに主役が変わる」と
よくお伝えするのですが、

この地に通い出してそろそろ10年になりますが
気がついたことは、ここではそれが「1ヶ月ごと」。

6月の羅臼も本当に素晴らしかった。

6月は知床峠を越えることができるので、
最終日はそのままウトロ方面へ行きお昼を。

このお店で。

サクラマスの遡上を観察し
飛行機ギリギリまで初夏の北海道を満喫しました。

次回は9月、カラフトマスを観察するトリップまで
伊豆で感性を磨きます。

関さん、青柳さん、新倉さん、
そしてご参加の皆様、ありがとうございます!

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