今回はマクロの話。

水中撮影をするためのカメラにつけるレンズには
ワイドレンズとマクロレンズというのがあります。

サンゴが広がった風景
大迫力のジンベエザメ
群れに突っ込むダイバー

こんな被写体を撮りたいときは
ワイドレンズ。

そして
お米に彫ったお経
胡麻の表面のシワ
爪楊枝の先

(フリソデエビ 3cmくらい)

こんな被写体を大きく切り取りたいときは
マクロレンズが便利です。

そこから転じて
どっかんバリバリなダイビングをワイド系
小さいアイドル達を愛でるのがマクロ系
とダイビング業界では呼ばれるようになりました。

(目を最初に探すと魚体全体が把握できますよ)

マクロ系の生物は、非常に擬態が上手。
そこを見つけ出すのがガイドの腕の見せ所の一つです。

僕も若い頃は
「拳より大きなものは見せない!」
と鼻息荒かった時期がありましたが

今は押し寄せるローガンの侵食に勝てず
「拳より小さなものは見えない!」

と開き直る始末。

(イロカエルアンコウ特大15cmくらい)

(ここからだんだん小さくなります)

(砂粒と比較するとわかりますか?オオモンカエルアンコウ幼魚5mmくらい)

肉眼だとぼやけているところを
カメラを信じて半押ししてます。

正月の餅まきのごとく
あちらこちらに散らばる宝物たちを

「見るんじゃない、感じろ」スタイルで
なんとか探し当てている毎日。

みんなマクロネタ喜んでくれるからさ。
おっちゃん、がんばって探すからさ。

可愛く撮ってあげてね。

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