レスキューコース2日目。
海を見つめる背中がカッコいい皆様。
前日はスキル中心の内容でしたが、本日は実践的な内容へ。
まずは、バディの曳航やボビング法の復習から。
ボビング法はフィンを大きく振り抜くのがコツですが、なかなか自分ではどうなっているのか分かりずらいので、水中でフィンワークをチェックしています。

そして、バディが水面でパニックになっていたらどうするのか?水中に意識を失っていたら?どうするのか。
慌てて助けに行って自分まで相手にしがみつかれて溺れてしまう。というケースは意外にも多く、相手と自分の為にもそうならない為の練習をしていきます。
行動は、水中から近づいて相手のウエイトを捨て、浮上して相手と自分のBCに給気する。文字面は簡単そうなのですが 「助けたいのにすぐ、潜降出来なかった。」とNさんが別の課題を発見する程に、色んなスキルの合わせ技だったりもします。




 真の意味での中性浮力を痛感させられるスキル『ホバリング』を仕上げに。同じ水深に手と足を動かさないで留まるのですがこれが、最初はなかなか難しいんです。まずは復習でフィンピポットでも上下しない状態へ。 

この日は、足を動かせないように体育座りでホバリング。
「気がついたら、仰向けになってた。」
とKさんが言うように、手や肩に力が入るひっくり返ってしまったり、下を見てしまうと前転して見たりと、一見楽そうなのですが重心がかなりシビアになってきます。

 是非、安全停止の時などにフィンピポットから練習してみてください。
フィンピポットは①足広げる。②足首伸ばす。③10m先を見る。の超基本がコツになります。この3ステップが出来るとホバリングも習得し易くなるのでぜひ! 

 
皆さん2日間お疲れ様でした!!